WinRAR リリースノート

WinRAR バージョン5.70

新機能・変更点

  • 1. 書庫作成ダイアログの「タイムスタンプ」タブ > 「処理するファイル」オプションに、更新日時や作成日時、アクセス日時で指定可能な選択肢を追加しました。以前は更新日時でしか指定できませんでした。

  • 2. コマンドライン -ta、-tb、-tn、-to スイチでスイッチ名の後に 'm'、 'c' および 'a' の修飾子が利用できるようになりました。以前のバージョンで利用可能だった更新日時に加えて、作成日時とアクセス日時での条件指定が可能です。

  • これらのスイッチは、指定したすべての時間に同じ日付を設定するための複数の修飾子を含めることができます。 例えば、-tamc20190215 では 2019年2月15日以降に編集かつ作成されたファイルを処理します。

  • 新しい修飾子「o」を追加し、 AND と OR の切り替えが可能になりました。-tamco20190215 では 2019年2月15日以降に編集または作成されたファイルを処理します。 同一コマンドライン内で異なる日付のフィルタリングスイッチを指定できるようになりました: -taco20190201 -tbmo20190210

  • -ta および -tn スイッチは、指定された期間、日時と完全に一致するファイルを含みます。 -tb および -to スイッチは、指定された期間、日時と完全に一致するファイルを含みません。

  • 3. WinRAR ファイルリストに作成日時とアクセス日時を表示できるようになりました。

  • 既定では作成日時とアクセス日時の列は非表示になっています。 「ファイルリストの列を選択」ダイアログで表示を切り替えることができます。 このダイアログは、WinRAR の設定ダイアログで「ファイルリスト / ファイル / 列...」ボタンをクリックすると表示されます。

  • 4. 「書庫に二重拡張子を設定する」および「サブフォルダ内の書庫」オプションを書庫作成ダイアログの「ファイル」タブ > 「ファイルごとに別の書庫にする」オプションに追加しました。

  • 「書庫に二重拡張子を設定する」オプションでは、書庫名を filename.ext.rar にするか filename.rar にするかを切り替えます。

  • 「サブフォルダ内に書庫を作成する」オプションを有効にすると、サブフォルダ内の個々のファイルについて別個に書庫を作成し、元のサブフォルダ内に保存します。

  • 5. 新しく追加した -ad1 スイッチを 'rar x -r -ad1 arc\*.rar' のように使用すると、複数の書庫を再帰的に解凍することができます。 各書庫から解凍されたファイルを個別のフォルダ内に保存しますが、以前からある -ad スイッチとは異なり、そのようなフォルダを各書庫フォルダ内に作成します。

  • 6. Windows エクスプローラーの「検索結果」で見つかった、異なるフォルダーに存在する複数の書庫に対して、コンテキストメニューの「書庫ごとにサブフォルダに解凍」を適用した場合、解凍されたファイルが保存されたサブフォルダーは各書庫フォルダー内に作成されます。 以前のバージョンでは、右クリックされた書庫のほうのフォルダ内にすべて作成されていました。

  • 7. WinRAR 設定ダイアログ の「ファイルリスト / リストスタイル / チェックボックス」オプションを有効にすると、ファイルリストの項目をチェックボックスで選択できるようになりました。

  • 8. WinRAR 設定ダイアログに「ファイルリスト / ファイル / 正確なサイズ」オプションを追加しました。

  • このオプションが有効の場合、ファイルサイズは常にバイト単位で表示されます。 このオプションが無効の場合、端数は切り上げて KB や MB 単位で表示されます。 サイズの小さいファイルはそれでもバイト単位で表示されます。

  • 9. 複数のコンソール RAR が -ioff スイッチを仕様して開始されている場合、最後に終了したコピーによって PC が終了されます。 以前は最初のコピーが終了した時点で処理されていました。

  • 10. .Iso ファイルの読み込みおよび書き込みバッファサイズを増加しました。ネットワークドライブ上などに存在する場合など、一部の環境での .iso 解凍パフォーマンスが向上します。

  • 11. 解凍ダイアログで「書庫の削除」が volname.part# 形式の一組の RAR および REV ボリュームに適用された場合、WinRAR は REV ボリュームも削除するよう変更しました。 以前は RAR ボリュームのみが削除され REV ファイルはそのまま残っていました。

  • 12. 解凍ダイアログで「書庫の削除」が .zip.001、.zip.002、.zip.003 拡張子を持つ一組の ZIP ボリュームに適用された場合、WinRAR はすべての ZIP ボリュームを削除するよう変更しました。 以前はこのように名前付けされた場合、 .zip.001 ボリュームのみ削除していました。

  • 13. エクスプローラーのコンテキストメニューの「”書庫名” に解凍」コマンドを使って書庫名.rar を解凍する際、同じ書庫名のファイルがすでに存在している場合、WinRAR シェル拡張は代わりに「”書庫名~1” に解凍」コマンドを表示します。 以前は、すでに存在するファイルと同名のフォルダを作成しようとして失敗していました。

  • 14. エクスプローラーのコンテテキストメニューから .lnk 拡張子を持つショートカットファイルを圧縮する場合、.lnk ファイル自身を書庫に追加するように変更しました。 以前は、.lnk ファイルでなく、リンク先のターゲットファイルを書庫に追加していました。

  • 15. Windows では 4 GB を超える実行ファイルは許可されないため、 WinRAR でも 4 GB を超える RAR 自己解凍ファイルを作成しようとした場合はすぐにエラーを出すように変更しました。 以前の WinRAR では最初の RAR ボリュームを作成した後でないとエラーを出していませんでした。

  • 16. 7Z マルチボリューム書庫の解凍時に全体の進捗が表示されるように変更しました。 7Z 書庫の解凍進捗の正確性が向上しました。

  • 17. 「検索」コマンドの「ディスクとフォルダ」ドロップダウンリストを「検索範囲」に名称変更しました。 既存の選択肢に加えて、「選択された項目」オプションを新たに追加し、WinRAR ファイルリストで選択されたファイルとフォルダに検索を限定できるようになりました。

  • 18. 「検索」コマンドがステータスバーに見つかった項目数を表示するように変更しました。

  • 19. 書庫名が長い場合、メッセージの視認性を向上するため、「診断メッセージ」ウィンドウで書庫名を別の列に表示するよう変更しました。

  • 20. コマンドライン WinRAR モードの -isnd[-] スイッチで WinRAR 設定の「サウンドを鳴らす」オプションの上書きが可能になりました。 -isnd でサウンド通知を有効に、 -isnd- で無効にします。

  • 21. Check Point Software Technologies の Nadav Grossman 氏から UNACEV2.DLL ライブラリの脆弱性についてお教えいただきました。 この脆弱性は ACE 書庫の解凍時に解凍先フォルダの内外に任意のフォルダとファイルを作成することを可能にしています。

  • WinRAR はこのサードパーティ製ライブラリを ACE 書庫の解凍に使用していました。 UNACEV2.DLL は 2005 年から更新されておらず、またソースコードを入手することもできません。 したがって WinRAR ユーザーの安全性を確保するため ACE 書庫をサポート対象から外しました。

  • この問題を報告していただいた Check Point Software Technologies に感謝申し上げます。

  • 22. 問題の修正:

  • a) コンソール RAR で RAR 書庫内のファイルを -o スイッチを使用して更新する場合、上書き確認時に元ファイルと圧縮ファイルのファイルサイズと時間を取り違える問題を修正しました。

  • b) 32-bit アプリケーションから 64-bit WinRAR ウィンドウにファイルをドラッグできなかった問題を修正しました。

  • c) WinRAR の Shift + Del コマンドをフォルダーに適用すると、一部のサブフォルダーの削除に失敗した問題を修正しました。このコマンドはファイルをごみ箱に移すのではなくファイルやフォルダーを完全に削除します。

  • d) TAR ツールで --absolute-names オプションを使って作成された書庫のように、書庫内のパス名が、パスセパレータで始まった場合、フォルダツリーパネルがフォルダを変更できなかった問題を修正しました。

  • e) 自己解凍コメントで相対 "Path=.\somefolder" が指定され、自己解凍書庫が解凍時に特権の昇格が必要な場合、 'somefolder’ でなく、'somefolder\somefolder’ が作成されていた問題を修正しました。

  • f) 既存の RAR4 ボリュームを更新するコマンドはボリューム番号フィールドを 1 にリセットします。 解凍には影響ありませんでしたが、そのような場合、以前は WinRAR は間違ったボリューム番号を表示していました。

  • g) 破損した RAR ファイルからコメントを読み込む際にクラッシュした問題を修正しました。

  • h) 「検索」コマンド「検索結果」ウィンドウのツールバーでアイコンサイズが正しく調整されていなかった問題を修正しました。

WinRAR バージョン5.61

新機能・変更点

  • 1. ユーザーが最初のボリュームではない RAR ボリュームから解凍を開始しても、最初のボリュームが存在し、すべてのファイルが正常に解凍されれば、「書庫の削除」 解凍オプションはすべてのボリュームを削除します。 以前のバージョンでは、WinRAR が最初のボリュームを確認でき、ボリュームセットを最初から処理した場合でも「書庫の削除」オプションは無視されていました。

  • 2. ファイル名が暗号化されている書庫は、エクスプローラのファイルのプロパティの「書庫」タブで圧縮率のバーが表示されません。 WinRAR はそのような書庫の圧縮率を正確に計算することができません。以前のバージョンでは 0% と表示していました。

  • 3. 問題の修正:

  • a) 暗号化されたファイル名を含む RAR5 書庫を開こうとした際に、 Ctrl+P で誤ったパスワードが設定された場合、「指定したパスワードは正しくありません」のメッセージが延々と表示された問題を修正しました。

  • b) パスワードダイアログのメモリ管理のバグで、すでに開放されたメモリにアクセスし、それによってクラッシュを引き起こす場合があった問題を修正しました。 この問題はセキュリティのリスクにも関連する場合がありました。

  • c) 破損した RAR、 ACE および LZH 書庫でクラッシュする問題を修正しました。 この問題はセキュリティのリスクにも関連する場合がありました。

  • d) WinRAR 起動中に、他のアプリケーションのメニューバー表示がちらつく場合があった問題を修正しました。

  • e) WinRAR の「検索」コマンドが、CAB 書庫内を検索する際、「検索するファイル名」マスクを無視して書庫内のすべてのファイルに対して「検索する文字列」を一致させていた問題を修正しました。

  • f) 自己解凍モジュールの 「ライセンス」コマンドがライセンスウィンドウのタイトルを変更しなかった問題を修正しました。

  • g) WinRAR 設定の 「スタートアップフォルダ」の最後にバックスラッシュが含まれる場合、WinRAR は最初の 「上へ」コマンドを無視していた問題を修正しました。

WinRAR バージョン5.60

新機能・変更点

  • WinRAR グラフィクをアップデートしました。

  • ご協力いただいた http://weirdsgn.com および http://icondesignlab.com のデザイナー様に感謝申し上げます。 WinRAR は http://weirdsgn.com の Aditya Nugraha Putra 氏にご提供いただいた新しいアイコンセットを使用しています。

  • 旧バージョンの WinRAR アイコンはインターフェイステーマとして以下の場所から入手いただけます: https://rarlab.com/themes/WinRAR_Classic_48x36.theme.rar

  • 2. リカバリーレコードで保護された RAR5 書庫の復元のため「修復」コマンドの効率が向上しました。本バージョンアップから、複数のリカバリデータ保護された書庫から取られたデータを含むシャッフルされたデータとして無制限のサイズの削除および挿入を検出し、任意の順序で単一のファイルにマージすることができます。

  • 3. 「完了後 PC の電源を切る」オプションを 「完了後」ドロップダウンリストに変更し、書庫作成の完了後に PC の電源を切るだけでなく、休止やスリープの動作を実行可能になりました。

  • 4. 処理の完了後に -ioff または -ioff1 コマンドラインスイッチで PC の電源を切り、 -ioff2 で休止状態に、 -ioff3 でスリープに移行することが可能です。

  • 5. -z スイッチで指定されたコメントファイルのエンコードが -sc スイッチで定義されていない場合、BOM (バイトオーダーマーク) とデータ有効性テストに基づき、 UTF-8、 UTF-16LE および UTF-16BE エンコードを検出します。

  • 6. WinRAR は ANSI、OEM および UTF-8 の ZIP 書庫コメントのエンコード方式を自動的に検出しようと試みます。

  • 7. 「設定」画面 > 「ビューア」タブの「内部ビューア / DOS エンコーディングを使用」オプション を「内部ビューア / 自動検出エンコード」 に変更しました。「自動検出エンコード」が有効の場合、内部ビューアがANSI (Windows)、OEM (DOS)、 UTF-8 および UTF-16 エンコード方式を検出しようと試みます。

  • 8. Windows Explorer で 1 つの書庫を右クリックした場合、通常コンテキストメニューには解凍コマンドしか含まれません。設定/統合/コンテキストメニュー項目画面の「圧縮する項目を常に表示」オプションで指定 (複数の場合はスペースで区切り) することにより、指定したファイルタイプは書庫と認識された場合でも常に圧縮コマンドも表示されます。すべての書庫に対して、圧縮コマンドも解凍コマンドも表示したい場合は 「*」を指定してください。

  • 9. 自己解凍モジュール 「SetupCode」コマンドはオプションで整数値のパラメータを受け付け、セットアッププログラムと自己解凍エラーコードのマッピングを制御可能となります。「高度な自己解凍オプション / セットアップ」ダイアログで「終了コード調整」オプションからも利用可能です。

  • 10. 詳細情報を表示する新しい WinRAR コマンドライン -im スイッチを追加しました。「t」コマンドと併用して書庫テストの結果が成功の場合にメッセージを出すことも可能です。このスイッチを使用しない場合、「t」 コマンドはエラーがなければ何も出さずに終了します。

  • このスイッチは WinRAR.exe にのみ適用され、コンソール RAR.exe では無視されます。

  • 11. ZIP 書庫で暗号化されたファイルを解凍する際に不正なパスワードが入力されると、 WinRAR は解凍処理を中断せずに、同じファイルに対して正しいパスワードを再度入力するように促します。

  • 12. ファイル名が暗号化された RAR 書庫を開いたり解凍する際、誤ったパスワードが入力されると、WinRAR は処理を中止せずに、正しいパスワードを入力するよう促します。以前のバージョンでは、ファイルデータが暗号化された RAR 書庫に対してすでにこのような挙動でしたが、ファイル名が暗号化された書庫に対しては処理を中止していました。

  • 13. WinRAR は、.scexe ファームウェアファイルのように、実際の GZIP 書庫に先行して任意のデータを持つ GZIP ファイルを認識します。

  • 14. @Filelist パラメータが圧縮ダイアログの 「圧縮するファイル」 欄で利用できるようになりました。この場合、 WinRAR は「filelist」ファイルから圧縮ファイルのリストを試行します。ファイルはプレーンテキストで1行に 1 ファイル名を指定する必要があります。

  • 15. 情報ダイアログ:

  • a) 圧縮率グラフが更新されました。

  • b) ファイル名が暗号化された書庫の「暗号化」フィールドに「名前とデータ」が表示されるようになりました。

  • 16. 処理進捗ウィンドウ内で書庫名上にマウスポインタを移動すると、フル書庫名が表示されます。書庫名が長く、ウィンドウに収まりきらない場合に便利です。

  • 17. 「-ts1」スイッチを「-u」または「-f」と併用した場合、ファイル時間の比較は 1 秒の精度で実行されます。以前は同様のケースにおいて、低精度の書庫ファイル時間に対して、高精度のファイル追加時間を比較したために、作成時間よりファイル追加時間が新しくなるなどの、誤って処理される可能性がありました。

  • 18. 「更新」および「最新に更新」コマンド (「u」および「f」コマンドラインモード) は、更新するファイルがない場合はすぐに終了します。以前のバージョンでは、リカバリレコードやクイックオープンインフォメーションを持つ書庫を更新する際、終了する前に一時書ファイルを作成していました。

  • 19. WinRAR GUI シェルから 500 ボリューム以上作成された後で圧縮処理を続行するか確認のメッセージを表示します。誤ってボリュームサイズを入力した場合に何千ものボリュームが作成されてしまうのを防止します。

  • 20. WinRAR の圧縮ダイアログで、ボリュームサイズの既定の単位を B (バイト) から MB (メガバイト) に変更しました。

  • 21. 「修復」コマンドは、破損したリカバリレコードを持つ RAR5 書庫の修復後、「リカバリレコードが破損しています」メッセージを表示します。 以前のバージョンでは、「テスト」コマンドの場合にのみそのようなメッセージを表示し、「修復」コマンドではほとんどの破損をメッセージを表示せず処理していました。

  • 22. 問題の修正:

  • a) 破損した RAR 書庫を処理する際の潜在的なキュリティ問題を修正しました。

  • b) PAX 拡張ヘッダを持つ TAR ファイル内の非英語文字が正しく表示されない問題を修正しました。

  • c) 「rar x arcname.rar ..」コマンドでファイルを親フォルダでなくカレントフォルダに解凍していた問題を修正しました。

  • d) ファイルを Windows エクスプローラから WinRAR で開いている書庫に貼り付けると、書庫の作成が完了するまでエクスプローラでそれ以上貼り付け処理ができなかった問題を修正しました。

  • e) 誤ったパスワードを入力すると、自己解凍モジュールが「指定したパスワードは正しくありません」というメッセージを出し続け、正しいパスワード入力を求めなかった問題を修正しました。

  • f) 解凍ダイアログで「ファイルタイムスタンプ」のオプションが無効の場合でも ZIP 書庫の解凍時にフォルダの時間が常にセットされる問題を修正しました。

  • g) ファイルの解凍時に「書庫の削除: 確認しないで削除」が選択された場合で、ファイルの上書きやパスワードの入力画面で「キャンセル」を選択した場合、 ZIP および 7Z 形式の解凍をキャンセルした後でも書庫が削除されてしまう場合があった問題を修正しました。

WinRAR バージョン5.50

新機能・変更点

  • 1. WinRAR およびコマンドライン RAR は既定で RAR 5.0 書庫形式を使用します。 RAR 4.x 互換形式に変更するには、新規作成時に「RAR4」オプションを選択するか、 -ma4 コマンドラインスイッチを使用してください。

  • RAR 4.x 形式を既定に設定したい場合は、 WinRAR の設定ダイアログの「圧縮」タブで「デフォルトを作成」ボタンをクリックし、表示されたダイアログで「RAR4」を選択してください。

  • この変更は新規にインストールした場合に適用されます。以前のバージョンの既定の圧縮プロファイルで RAR 形式を既定に設定している場合は、その設定を引き継ぎます。

  • 2. 保存されたパスワード記録を暗号化し、不正なアクセスから保護するには、「パスワードの管理」ダイアログで「マスターパスワードを設定」ボタンを使用します。

  • 保存されたパスワードがマスターパスワードで保護されている場合、アクセスするにはマスターパスワードを入力して OK をクリックする必要があります。入力したパスワードがマスターパスワードと一致しない場合、このダイアログはそれを通常のパスワードとして処理します。

  • マスターパスワードは一度入力すると、 WinRAR を終了するまで有効です。 保護の仕組みを確認するには、 WinRAR を閉じて終了し、再起動してみてください。以前に保護されたパスワード記録から暗号化を削除するには、有効なマスターパスワードを入力した後、空のマスターパスワードを入力します。

  • 本バージョンの WinRAR ではパスワードの管理に新しいデータ形式を使用しています。「パスワードの管理」ダイアログに格納されたパスワードは古いバージョンでは読み取れません。これは書庫の暗号化形式には影響しません。 暗号化された書庫は以前のバージョンの WinRAR と互換性があります。管理データはそれを保存して初めて新しい形式に変換されます。 WinRAR のインストール直後に変換されるわけではありません。

  • 3. マスターパスワードの設定を促す画面が圧縮プロファイル内にパスワードを格納する際に表示されます。パスワードデータを暗号化してレジストリに格納し、不正なアクセスから保護するには、マスターパスワードを入力します。その場合、これらの圧縮プロファイルにアクセスするには、パスワード入力ダイアログでマスターパスワードを入力する必要があります。

  • マスターパスワードは一度入力すると、 WinRAR を終了するまで有効です。 保護の仕組みを確認するには、 WinRAR を閉じて終了し、再起動してみてください。

  • 4. 既定では、 WinRAR は ZIP 書庫の暗号化に、AES-256 を CTR モードで使用します。 AES-256 は従来の ZIP 2.0 暗号化アルゴリズムよりもはるかに安全ですが、古い解凍ソフトウェアと互換性がない場合もあります。その場合は、パスワードダイアログで、「ZIP レガシー暗号化」オプションを有効にするか、コマンドラインモードで -mezl スイッチを使用してください。

  • 5. Lzip 圧縮ツールで作成される .LZ 書庫の解凍に対応しました。

  • 6. 最近の TAR ツールでは、TAR 書庫内の特別な PAX 拡張ヘッダー内に、高精度ファイルタイムスタンプ、長いファイル名およびより大きなファイルサイズを格納できます。本バージョンの WinRAR はそのような PAX ヘッダーに対応し、 TAR 書庫解凍時に使用します。

  • 7. 書庫作成ダイアログの「タイムスタンプ」タブに追加された「更新日時を格納」オプションは、 RAR 5.x 書庫にファイル更新日時を格納しないために使用できます。 以前の「高い精度の更新日時」オプションは「高精度時刻形式」に置き換えられました。

  • 8. 「設定/全般」ダイアログに「タイトルバーにフルパス」オプションが追加されました。このオプションが有効の場合、WinRAR タイトルバーに現在開いているフォルダーや書庫のフルパスを表示します。

  • 9. 「設定/圧縮」ダイアログに、「最初に書庫として開くファイルの種類」オプションが追加されました。WinRAR ファイル管理モードのファイル一覧で、一般的な書庫の拡張子ではない拡張子ではあるが、書庫コンテンツを保持しているファイルに対して、 Enter を押したり、ダブルクリックした際にどのように処理するかを設定します。例えば、 .docx や自己解凍の .exe 書庫などに対してです。それらのファイルをまず書庫として開くのか、実行するのか、それとも関連付けられたプログラムで開くのか、ということを設定できます。

  • 既定の設定では、自己解凍 exe を開き、非書庫の拡張子を持つ他の種類の書庫を実行します。

  • これらのオプションに関わらず、WinRAR ファイル一覧で Ctrl + PgDn を押すと、そのような書庫ファイルを常に開きます。

  • 「書庫を作成するデフォルトフォルダ」と「ファイルを解凍するデフォルトフォルダ」のオプションは、「設定/圧縮」ダイアログから「設定/パス」ダイアログに移動されました。

  • 10. 「ファイル」メニューに追加された「クリップボードにフルネームをコピー」コマンドは、選択されたファイルのフルネームをクリップボードにコピーします。

  • 11. WinRAR でファイルリストを右クリックした際に表示されるコンテキストメニューを変更しました:

  • a) 「表示」や「修復」のようにツールバーやメインメニューにも存在するいくつかのコマンドをコンテキストメニューから削除しました。

  • b) 「クリップボードにフルネームをコピー」コマンドを追加しました。

  • c) 実行ファイルの場合に「実行」、関連付けられたアプリケーションがあるファイルの場合に「関連付けられたアプリケーションで開く」、書庫の場合に「書庫の内容を表示」を追加しました。これによって、自己解凍書庫と非書庫拡張子を持つ書庫ファイルの処理方法を選択できます。

  • これらの項目はファイル管理モードで利用可能で、書庫内では表示されません。

  • 12. 「設定/統合」ダイアログの関連付けリストに、LZ と ZIPX が追加されました。

  • 13. LZ と ZIPX 拡張子が、パラメータなしで実行される -ms スイッチ (圧縮しないファイルの種類を指定) の既定の形式一覧に追加されました。

  • 14. 「f」文字セット値を -sc スイッチで使用し、 UTF-8 エンコードを使用することができます。例:

  • rar a -scfl arcname @filelist.txt

  • filelist.txt の内容を UTF-8 テキストで読み込みます。

  • 15. RAR の「lt」および「vt」コマンドは、ナノ秒精度でファイルタイムスタンプを表示します。この高精度は RAR/Unix 5.50 以降で作成される RAR5 書庫で使用されます。WinRAR で作成される書庫のファイルタイムスタンプは 100ns 精度です。

  • 16. -tsスイッチでは、「+」、「-」および「1」の精度修飾子のみがサポートされるようになりました。「+」を使うと、ファイルタイムスタンプを最高精度で格納します。「-」を使うと、ファイルタイムスタンプを省略し、「1」を使うと、1 秒精度で格納します。以前「2」と「3」で指定された中精度モードは RAR 5.0 書庫形式では利用できず、 -ts スイッチで無視されます。

  • 17. RAR5 書庫で暗号化されたファイルを解凍する際に不正なパスワードが入力されると、 WinRAR は解凍処理を中断せずに、同じファイルに対して正しいパスワードを再度入力するように促します。

  • 18. 処理進捗ウィンドウ内で圧縮中のファイル名上にマウスポインタを移動すると、ファイルパス情報が表示されます。

  • 19. 「プロファイル...」ボタンの上の圧縮ダイアログに、現在アクティブな圧縮プロファイルの名前が表示されます。

  • 20. 「検索」コマンドが書庫のサブフォルダー内から実行されると、「検索するファイル名」がこのサブフォルダーへのパスを含みます。したがって、「検索」はこのサブフォルダーからのみ検索します。

  • 21. 問題の修正:

  • a) 破損した RAR 書庫を解凍する際のクラッシュとセキュリティの脆弱性を修正しました。

  • b) WinRAR が XZ アルゴリズムで圧縮され、 AES で暗号化された ZIP 書庫を解凍できなかった問題を修正しました。

  • c) WinRAR 設定の「Windows プログレスバー」オプションが無効で、「ファイルごとに別の書庫にする」モードが使用されている場合、全体のプログレスバーの金色の部分が圧縮されたデータの比率を正しく表示していなかった問題を修正しました。

  • d) マルチボリュームの自己解凍書書庫で全体のボリュームサイズが 4 GB を越える場合、自己解凍書庫の解凍進捗が正しく表示されなかった問題を修正しました。

  • e) 圧縮されるフォルダー名の末尾にスペースがあり、ユーザーがルートでない書庫フォルダーに一部のフォルダーを選択して解凍し、「互換性に問題のある名前を許可」オプションが無効の場合、 WinRAR は解凍されたフォルダー名の最初の数文字を削除する場合があった問題を修正しました。

  • f) 作成日時または最終アクセス日時のみが、-ma5 -tsm- -tsa1 スイッチなどを使って、1 秒精度で RAR5 書庫に格納されている場合、格納された日時は解凍時に無視されていた問題を修正しました。

WinRAR バージョン5.40

新機能・変更点

  • 1. 「オプション」 メニュー -> 「名前のエンコード」 サブメニュー が追加されました。このサブメニューは書庫内のファイル名のエンコード方式を指定します。ここでの選択は、書庫の閲覧や解凍コマンドに影響します。キーボードショートカットは Ctrl + E です。

  • Unicode 以外のファイル名を持つ書庫の解凍時に使用します。例えば、中国語のファイル名を持つファイルが含まれた書庫をロシア語の Windows で Unicode 非対応プログラム用に解凍する場合などです。

  • 2. RAR リカバリボリューム (.rev ファイル) が、通常の RAR ボリュームと同じフォルダに存在する場合、書庫のテストコマンドは、 .rar ファイルのテストを完了した後で、 .rev ファイルの内容を確認するようになりました。

  • .rar ボリュームをチェックせずに .rev ファイルだけをテストしたい場合は、WinRAR のファイル一覧で .rev ファイルを選択し、それらのファイルに対してのみテストするか、

  • rar t arcname.part1.rev

  • をコマンドラインで実行してください。

  • 3. NTFS ファイルシステムでは、末尾にスペースやドットのあるファイル名を許可していますが、多くの Windows プログラムはそのような名前を正しく処理できません。解凍ダイアログの「高度」タブで「互換性に問題のある名前を許可」オプションが無効の場合、 WinRAR は、末尾のスペースやドットを解凍時に削除します。

  • このオプションは既定では無効になっています。

  • コマンドライン RAR でも -oni スイッチを指定しない限りは、末尾のスペースやドットを解凍時に削除します。

  • 4. 「書庫の内容を同期させる」更新モード (-as コマンドラインスイッチ) で、圧縮するフォルダが読み取れなかった場合、以前は処理を中止していました。 本バージョンからは処理を続行し、読み取れないフォルダの書庫ファイルをそのまま保持します。

  • 5. WinRAR の Shift + Del 削除コマンドは、ファイル名の末尾にスペースやドットのついたファイルを含むフォルダを削除する際にも使用できるようになりました。ごみ箱に入れる通常の削除や以前のバージョンの WinRAR での Shift + Del ではそのようなフォルダは削除できませんでした。

  • Del コマンドと異なり、Shift + Del はファイルをごみ箱に移動するのではなく、完全に削除します。読み取り専用ファイルやシステム属性のファイルに対しても、削除の確認メッセージは表示されませんのでご注意ください。

  • 6. フォルダツリーからフォルダを他のプログラムやデスクトップにドラッグアンドドロップしてコピーや解凍が可能になりました。ツリーパネルのルートにある書庫アイコンをドラッグすると書庫全体を解凍します。

  • 7. 解凍ダイアログで「新規フォルダ」ボタンをクリックすると、「新しいフォルダ」という一般的な名称でなく、書庫名をベースにした名前のフォルダを提案するようになりました。

  • 8. コマンドライン RAR バージョン情報:

  • a) -iver スイッチが指定された場合、 RAR はバージョン情報を表示して終了します。「RAR -iver」 だけで実行することができます。

  • b) WinRAR のバージョン情報では、 -iver スイッチおよび他のコマンドのコピーライトタイトルで「x86」または「x64」が表示されます。

  • 9. -p スイッチが pwd パラメータを付けずに使用された場合、リダイレクションやパイプを使ってパスワードを設定することもできます。

  • 例: rar -p myarc.rar myfiles < psw.txt

  • 10. コマンドライン RAR では、arcname.partN が存在せず、arcname.part#.rar が存在する場合、rcname.partN を arcname.partN.rar として処理します。

  • 例えば、以下の実行が可能です。

  • RAR x arcname.part01

  • を実行して arcname.part01.rar からファイルを解凍する

  • 11. 7Z 書庫の対応が向上しました。

  • a) 「ソリッド」ステータスが正しく検出され、WinRAR の「情報」コマンドで 7z 書庫が正しくレポートされるようになりました。

  • b) WinRAR の「情報」コマンドで LZMA および LZMA2 7z 書庫の辞書サイズが表示されるようになりました。

  • c) 7z ソリッドブロック内のファイルの圧縮サイズが不明の場合、WinRAR で書庫のコンテンツ閲覧時に「0」でなく「?」と表示されるように変更しました。

  • 12. RAR 書庫に設定可能なコメント最大サイズを 64 KB から 256 KB に拡大しました。

  • 自己解凍スクリプトコマンドが書庫コメントに格納されるため、自己解凍書庫内のメインおよびライセンステキストで利用可能な容量が増えました。

  • 13. WinRAR の既定のビューアフォントが Windows の高 DPI モードで正常に表示されるよう修正しました。

  • 14. スイッチ -scul は、正常な BOM がある場合に限り、ビッグエンディアン UTF-16 のリストファイルの処理にも使用できるようになりました。以前のバージョンではリトルエンディアンのファイルリストに限定されていました。

  • 15. OS の必要システム要件が Windows XP SP3 以上になりました。サービスパックのインストールするされていない Windows XP では動作しません。

  • 16. 「設定/ファイルリスト/すべて大文字の名前を使用」オプションを削除しました。このオプションは MS-DOS から Windows への移行を簡略化するためのもので、もはや不要になりました。

  • 17. 問題の修正:

  • a) WinRAR 5.31 x64 で「圧縮してメール送信」コマンドが Microsoft Outlook x64 で動作しなかった問題を修正しました。

  • b) 右から左に記述する言語バージョンの WinRAR 5.31 を英語やその他右から左に記述する言語でない言語の Windows にインストールすると、Windows Explorer のレイアウトを右から左に変更してしまう場合があった問題を修正しました。

  • c) 書き込み権限のないフォルダに書庫が保存されている場合、書庫の中身を書き込み可能なフォルダにドラッグアンドドロップすると、権限の昇格メッセージが表示された問題を修正しました。

WinRAR バージョン5.31

変更点

  • 1. Windows の高 DPI モードで次の問題を修正しました:
  • a) Windows の設定でテキストサイズが 150% 以上に設定されている場合、 WinRAR ヘルプのフォントサイズがそれに合わせて拡大されず、結果表示が小さ過ぎた問題。
  • b) Windows のテキスト設定が 125% 以上の場合、 WinRAR ファイルリストの既定の列の幅が小さ過ぎた問題。
  • 2. 右から左に記述する言語でのインターフェイスを改善しました:
  • a) 書庫ファイルの削除やログファイルのクリアを確認するシンプルな WinRAR メッセージでテキストを適切に配置。
  • b) 圧縮、解凍オプションや WinRAR 設定など、複数のページがあるダイアログで 「OK」、「Cancel」、「Help」ボタンを正しく配置し、Windows 既定の表示言語に翻訳した。

問題の修正

  • a) WinRAR 自己解凍モジュールが、 Windows API 関数呼び出しの結果として、自身の実行フォルダから DLL ライブラリをロードすることができました。 これは、 悪意のあるコードを含む DLL が自己解凍書庫と同じフォルダーに保存されていた場合には、セキュリティ上の脅威につながる可能性がありました。 本バージョンから Windows Vista 以降の OS ではそのような事態を避けるためにいくつかの手順を追加しました。 ただし、最新の Windows セキュリティパッチが適用されていない場合や Windows XP ユーザーの場合はこの問題は残ります。自己解凍書庫を実行する場合は、フォルダーに疑わしい DLL がないか特にご注意ください。
  • b) WinRAR 5.30 でファイルリストから .lnk ファイルを実行できなかった問題を修正しました。

WinRAR バージョン5.30

新機能

  • 1. 2015年9月と10月にニュースで流れた WinRAR 自己解凍書庫の致命的な脆弱性についての情報は正しいものではありません。 不幸なことに、WinRAR の脆弱性と言われていたものが、実は 2014年11月に修正された Windows OLE の脆弱性であることをマスメディアでは正しく理解されませんでした。
  • https://technet.microsoft.com/en-us/library/security/ms14-064.aspx
  • この Windows OLE の脆弱性は、たとえそれが修正される前であっても、 WinRAR の自己解凍書庫に新たなリスク要素を生むことはありません。
  • 詳しくは、 http://rarlab.com/vuln_sfx_html2.htm をお読みください。
  • WinRAR 側でこの問題に対して修正を行う必要はありません。
  • 2. 7-Zip で作成したマルチボリュームの ZIP 書庫の解凍に対応しました。 該当する書庫は、 .zip.001、 .zip.002、 ... というファイル拡張子を持っています。 WinRAR でこのような書庫を閲覧、解凍する場合は、最初に .zip.001 という拡張子のファイルを開いてください。 解凍を開始する前にすべてのファイルを同じフォルダーに保存しておく必要があります。
  • 3. .001、 .002、 ... などの拡張子で複数に分割されたファイルを結合することもできます。 .001 ファイルを通常の書庫と同様に開き、コンテンツを解凍します。 WinRAR はすべての分割書庫を結合して、解凍するファイルを作成します。 解凍を開始する前にすべてのファイルを同じフォルダーに保存しておく必要があります。
  • 拡張子「001」は、「設定/統合」 ダイアログの 「WinRAR に関連付け」リストに含まれます。
  • 4. WinRAR のファイルリストで、マウスの 戻る や 進む ボタン、または Alt + 左矢印 および Alt + 右矢印のキーボードショートカットを使って最近使用したフォルダーを表示できるようになりました。
  • 5. フォルダーワイルドカードが RAR コマンドラインで利用できるようになりました。 例:
  • rar a backup c:\backup\2015*\*
  • で、c:\backup フォルダー内のすべての「2015*」フォルダーを圧縮します。 -r スイッチを使用すると、 c:\backup のサブフォルダーでも「2015*」を検索します。
  • 6. 自己解凍書庫の「解凍」ボタンの名称を、解凍が開始された後に「一時停止」 に変更しました。 これにより、解凍処理の中断と再開が可能になりました。
  • 7. 「ファイルを検索」ダイアログに「暗号化された書庫をスキップ」オプションを追加し、検索コマンド実行中に自動的に暗号化された書庫をスキップできるようになりました。
  • 8. 「書庫をテスト」コマンドが tar.gz, tar.bz2 および tar.xz 書庫でも利用できるようになりました。 TAR 形式はファイルデータチェックサムをサポートしていないため、WinRAR は GZIP、 BZIP2 および XZ コンテナの有効性のみをチェックします。
  • 9. WinRAR 診断メッセージウィンドウに新しい文字列を追加すると、大量のエラーが発生した場合に動作速度低下など、パフォーマンスに影響が出る可能性がありました。 本バージョンでは、エラーの数に関わらず、高速に動作します。
  • 10. -sc スイッチの新しい「R」オブジェクトは、リダイレクトされたファイルとパイプに送られるコンソール RAR メッセージのエンコードを決定します。 例:
  • rar lb -scur data > list.txt
  • で、圧縮されたファイル名を持つ list.txt をUnicode で生成します。
  • 11. -ri[:] スイッチのスリープ時間のパラメータは、 RAR のパフォーマンス、特にリカバリレコードに関する処理への影響を低減するよう改善されました。 以前のバージョンと同じレベルまでシステムロードを低減するには、スリープ時間の値を大きくする必要があります。
  • 12. コンソール RAR の「l」および「v」コマンドは、ファイルの時間を YYYY-MM-DD の形式で表示するようになりました。
  • 13. Unix で作成された RAR および ZIP 書庫の解凍時、 WinRAR は破損した Unicode 文字を合成済み文字にマップします。 この変換は、一部の Unix および OS X 書庫で、非英語のファイル名を持つファイルを Windows で正常に解凍するために必要です。Windows Vista 以降の Windows で動作します。
  • 14. .7z 書庫の解凍時、作成されるすべてのフォルダーに更新日時が設定されるようになりました。 以前のバージョンでは空でないフォルダーのみに設定されていました。
  • 15. WinRAR は、書庫の作成、解凍、その他書庫に関する現在の処理が完了するまで、設定された時間が経過してもコンピューターをスリープにしないようになりました。
  • 16. .arj、 .lzh および .cab 書庫 (丸ボリューム書庫を除く) の解凍時に、全体のプログレスバーが表示されるようになりました。
  • 17. 書庫作成後にファイルを削除した時、および圧縮したファイルの「アーカイブ」属性をクリアした時に、プログレスバーが表示されるようになりました。
  • 18. 「テスト」コマンドは、RAR 3.x - 5.x 書庫内の NTFS代替データストリームのコンテンツも検証するようになりました。 以前のバージョンでは、解凍コマンドの間にのみ検証していました。
  • 19. 自己解凍モジュールは sfxstime 環境変数を設定し、これには "YYYY-MM-DD-HH-MM-SS-ms" のフォーマットでモジュール開始時間が含まれます。 ユニークなインストール先パスに基づいた時間を生成する必要がある場合は、"Path=myapp-%sfxstime%" のように Path コマンドを使用して指定することができます。

問題の修正

  • a) 既存のボリュームにファイルを追加する際、上書きを確認するメッセージを表示せず、コンソール RAR がクラッシュしていた問題を修正しました。
  • b) コンソール RAR の「lt」コマンドが、ファイルのタイムスタンプで秒を表示しなかった問題を修正しました。
  • c) 本文に 「section N of xxencode」の文字列が含まれていなかった場合に、WinRAR が .xxe ファイルの解凍に失敗していた問題を修正しました。
  • d) WinRAR が -os スイッチで保存された NTFS代替データストリームのコンテンツが異なるボリュームに分割されていた場合、それを復元できなかった問題を修正しました。

WinRAR バージョン5.21

主な新機能

  • 1. 「設定/統合/コンテキストメニュー」 ダイアログの 「ドラッグアンドドロップ」オプションは、マウスの右クリックボタンでファイルをドラッグアンドドロップした後表示される WinRAR の圧縮および解凍コマンドを、コンテキストメニューから削除するのに使用します。
  • 2. もしも winrar.ini ファイルが WinRAR インストーラーと同じフォルダにある場合は、winrar.ini はインストール完了後、WinRAR プログラムフォルダにコピーされます。
  • 3. 以前のバージョンで、 RAR5 ボリュームを指定より小さいサイズで作成する場合がありましたが、その問題が発生する可能性が減少しました。 ほとんどの場合、ボリュームサイズはユーザーが指定したサイズと同じになります。
  • 4. WinRAR は既定で、リックターゲット内に絶対パスを含むシンボリックリンクを解凍時にスキップするようになりました。 解凍ダイアログの 「高度」 タブで 「シンボリックリンクの絶対パスを許可」オプションを有効にするか、-ola コマンドラインスイッチを使用することで、このようなリンクを作成することができます。解凍先フォルダ以外を指定しているリンクは、セキュリティリスクに晒されていることがあります。自分のバックアップファイルなど、書庫の内容が安全であると確信できる場合のみ、この解凍を有効にしてください。

問題の修正

  • a) WinRAR 5.20 では、ユーザーアカウント制御で保護されたフォルダーに保存された書庫から実行ファイルを実行する際、不要なユーザーアカウント制御画面を表示していました。 このような場合書庫を含むフォルダーへ何も解凍されないため、ユーザーアカウント制御の画面は不要です。
  • b) RAR および ZIP 書庫フォーマットの解凍時に、読み取り専用属性のファイルを WinRAR が上書きする場合がありました。 WinRAR が対応する他の書庫フォーマットでもこの問題を修正しました。
  • c) 「変換」 コマンドを複数の書庫に適用し、 「リカバリレコードを付加」オプションを有効にした場合、「経過時間」 と 「残り時間」 が正しく表示されない問題がありました。
  • d) WinRAR が -os スイッチで保存された NTFS代替データストリームのコンテンツが異なるボリュームに分割されていた場合、それを復元できなかった問題を修正しました。

WinRAR バージョン5.20

主な新機能

  • 1. Windows のユーザーアカウント制御が、システムで保護されたフォルダーにファイルを解凍したり、書庫を作成するコマンドの実行を妨げる場合、 WinRARは管理者権限で別のコピーを開始して処理を完了します。 2 つ目の WinRAR のコピーの開始を許可するには、ユーザーアカウント制御で許可する必要があります。
  •    
  • 2. エクスプローラ内のファイルを右クリックでドラッグして、別のフォルダにドロップし、コンテキストメニューから WinRAR の圧縮コマンドを選択して、新規に書庫を作成できるようになりました。
  • 3. WinRAR の設定をレジストリに保存する代わりに、 WinRAR.ini を使用することも可能です。 これは例えば、 WinRAR を USB ドライブなどのリムーバブルメディアにインストールし、別のコンピュータで実行したい場合などに便利です。 詳細は WinRAR ヘルプの 「設定」- 「WinRAR.ini ファイル」 のトピックでご確認ください。
  • 4. XZ 圧縮アルゴリズムを使用した ZIP および ZIPX 書庫の解凍に対応しました。
  • 5. ZIP または ZIPX 書庫に通常の 「Store」や 「Deflate」などのアルゴリズム以外の圧縮アルゴリズムが含まれる場合、 アルゴリズム名は書庫情報ダイアログの 「解凍バージョン」 に表示されます。WinRAR が判別できない名前のアルゴリズムは、 「m<num>」 という名前が割り当てられ、「num」 の部分は圧縮アルゴリズムの識別番号となります。
  • 6. WinRAR で対応している書庫フォーマットは、 Windows のコンテキストメニューで 「WinRAR で開く」 コマンドが利用できます。 メニューを非表示にするには、 WinRAR の「設定/統合/コンテキストメニュー項目」 ダイアログで、「WinRAR で開く (通常書庫)」 オプションを無効にします。
  • 7. コマンドライン RAR は RAR プログラムフォルダーに保存された rar.ini ファイルから既定のスイッチセットを読み取ることができるようになりました。以前のバージョンでは、 「switches=<switches>」 文字列ですべての RAR コマンドの同じスイッチセットを指定することのみ可能でした。 今バージョンから rar.ini では、次の文法を利用し、個々の RAR コマンドのスイッチセットを個別に指定することも可能です。


  • switches_<コマンド>=<任意の RAR スイッチ、スペースで区切り>
    例:
    switches_a=-m5 -s
    switches_x=-o+
  • 8. コマンド 「ch」 が ZIP 書庫でも -tl、 -cu、 -cl スイッチに対応しました。以前は RAR 書庫でのみ利用できました。
  • 9. .bz2、 .xz および .Z などの、ファイルの時間情報がない書庫フォーマットでは、 WinRAR コンテナ書庫の最終更新日時を解凍されたファイルに適用します。 tar.bz2、 tar.xz および tar.Z では、tar ヘッダーに格納された時間を使用します。
  • 10. 「壊れたファイルを残す」 オプションが bzip2 書庫に対応しました。
  • 11. Windows のコンテキストメニューの WinRAR アイコンが高解像度に対応し、150% や 200% のテキストサイズでも合わせてスケールアップするようになりました。
  • 12. HKEY_CURRENT_USER\Software\WinRAR\Policy レジストリ キーの「Benchmark」 変数で WinRAR の 「ベンチマーク」 コマンドを無効にすることができます。 マルチユーザー環境では、「ベンチマーク」コマンドが共有コンピュータリソースの乱れの原因となる場合もあります。 詳細は WinRAR ヘルプの 「設定」- 「レジストリ変数」 のトピックでご確認ください。
  • 13. 完全なコマンドラインを含む 「sfxcmd」 変数に、自己解凍モジュールがコマンドラインパラメータのみを含む 「sfxpar」 変数を追加で設定します。 これらの変数は、「Setup」 コマンドで指定されたプログラムを開始する前に設定されます。
  • 14. コンソール RAR でのファイルの上書き確認で、既存のファイルと新しいファイルのサイズと更新日時が表示されるようになりました。
  • 15. 標準入力から -si スイッチを使用して書庫を作成する場合、 RAR は現在のシステムの日時を圧縮されるファイルの更新日時に設定します。 以前のバージョンではこの時間を全く設定しませんでした。
  • 16. -si と -v<size> スイッチを一緒に利用できます。 以前のバージョンでは、標準入力から書庫を作成する際、ボリュームを作成することができませんでした。
  • 17. RAR または ZIP 書庫から FAT32 パーティションへ 4 GB を超えるファイルを解凍する際、警告を表示してユーザーに処理のキャンセルを促します。 FAT32 では 4 GB を超えるファイルに対応していません。また、「Store」 (-m0) 方式で RAR 書庫を作成し、書庫のサイズが 4 GB を超えると予想される場合にも、この警告が表示されます。
  • 18. 「設定/統合」 ダイアログで 「すべて選択」 ボタンの名前が 「すべて選択/解除」に変更されました。 これによりすべて選択解除することができるようになりました。
  • 19. 解凍時の 「書庫の削除」 オプションが、すべての .zip および .7z ボリュームを正しく削除するようになりました。 以前は、これら書庫フォーマットセットの最初のボリュームだけを削除していました。

WinRAR バージョン5.11

主な新機能

  • 1. WinRAR は、 pax 拡張ヘッダーを持つフォルダーを含む TAR 書庫の解凍に対応しました。 以前のバージョンでは解凍できませんでした。
  • 2. 「壊れたファイルを残す」 オプションが 7-Zip 書庫に対応しました。

問題の修正

  • a) WinRAR 5.10 で、ZIP 書庫解凍時に、「不可視」、「読み取り専用」、「システムファイル」の属性が設定できませんでした
  • b) WinRAR 5.10 で、圧縮せずに入れ子になった ZIP 書庫を含む自己解凍 RAR 書庫が更新できませんでした
  • c) 「パス情報を格納しない」オプションで作成された ZIP 書庫に、フォルダー用の不要な空の名前の記録が含まれていました
  • d) Windows XP で圧縮されたファイルの日付が 1 時間変更されるバイがありました
  • e) -ver スイッチで格納されたファイルを含む RAR5 ソリッド書庫内のファイルを削除すると、それらのファイルのバージョン情報が消失しました
  • f) 16 および 24 ビット画面からモードで、 Windows のカスタム文字サイズが 100% より大きく設定された場合に、ツールバーボタンの代わりに黒い矩形が表示されていました

WinRAR バージョン5.10

主な新機能

  • 1. BZIP2、LZMA および PPMd 圧縮を使用した ZIP および ZIPX 書庫の解凍に対応しました。
  • 2. 7z 分割書庫 (.7z.001, .7z.002, ...) の解凍に対応しました。
  • 3. RAR 圧縮/解凍の処理速度を向上する AES-NI CPU 命令セットに対応しました。
  • 4. 既定のテーマ画像の解像度を上げ、高解像度表示モードでの表示品質を向上しました。
  • 5. %temp% のような環境変数をが